10月19日   ほうきの出来栄えは?   箒職人への道

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

この日は、編み上げた箒を工場の仲間たちに試してもらいました。
当社アズマ工業は、箒の製造からメーカーとしての第一歩を踏み出しました。
ですから、箒には特にこだわりや厳しい目を持った従業員が多数在社しております。
アズマ工業の歴史と吾妻箒

そんな厳しい目を持った仲間たちに、伊藤の箒はどのように映るのでしょうか?


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうきの検査工程を担当する従業員の様子
輸入品の手編みほうきはこちらの工程で1本1本、厳しくチェックされております。
普段から毎日のように箒に触れており、品質に対する目が肥えております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
伊藤の箒を試していただきました。
 

「思ったより軽く、扱いやすいですね」

 

まずまずの反応です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
 

「穂先が不揃いなのか、少し掃き残しが気になります」
「柄(え)の角度も普段扱っている箒に比べ、少し傾いている気がします」
さすがは、日に1000本ほどの箒を検査している方々です。微妙な点を細かく指摘していただけました。

今回指摘いただいた点については、改善方法が見えております。
今後の箒作りに生かし、また試していただこうと思います。