2月25日   箒職人おすすめ 箒の使い方⑪   ほうきの豆知識    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


今日で11回目の配信となります「箒職人おすすめの箒の使い方」ですが、今回も前回に引き続き番外編としまして、ちょっと変わった掃除方法を紹介させていただきます。

・ほうきでクモの巣取り

自宅や職場などでクモの巣のお掃除に悩まれている方は多いのではないでしょうか。玄関の軒下や、カーポートの天井など、いつの間にかクモの巣ができてしまいます。クモの巣を掃う専用の掃除道具もありますが、あまりたくさんの掃除道具を置いておく場所がないと言う方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、こんなアイテムを活用してみてはいかがでしょうか。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
BA734クモの巣ネットホルダー

こちらは、お手持ちの箒に簡単にセットできるクモの巣取り用のネットです。箒の首部分に取り付けられるホルダーをセットし、付属のネットを穂の部分に被せて使用します。特殊な形の箒や、穂の部分が規格外の大きさでない限り、ほとんどの箒に装着でき、気軽にご使用いただけます。
早速、取り付け方法を紹介します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ホルダーのロック部分(赤丸)が正面にくるよう箒の柄に巻き付けます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
付属のネットで穂を覆うようにかぶせます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ロック部分でネットを挟み込むように留めます。

ものの3分ほどで装着が完了しました。最初に巻き付けたホルダー部分は一度取り付けてしまえば、以後は取り付けたままで通常の箒としてのお掃除も可能です。次回以降は、ネットの取り付けだけなので1分ほどで簡単に装着できます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ご使用イメージです。

ご使用の際は、写真のように上から下にクモの巣を掃ってください。製品の構造上ネットが外れやすいため、あまり大きく左右に振ってのご使用はお止めください。

いかがでしたでしょうか。今回までおよそ1ヶ月に渡って、「箒職人おすすめの箒の使い方」を紹介させていただきました。基礎的な内容を中心に発信させていただきましたが、何か少しでも新しい発見として、皆さまの「掃除の時間」に取り入れていただけましたら幸いです。また新しい発見やおすすめの使用方法が見つかりましたら、ブログにて共有させていただきたいと考えております。