1月25日  箒職人おすすめ 箒の使い方②     ほうきの豆知識   

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


今回も前回に引き続き、箒職人がおすすめする箒の使い方について紹介いたします。
第2回目は、家の中でも掃き掃除のしづらい、家具の隙間やトイレなどの狭い空間でのお掃除に着目してみたいと思います。

・ほうきの選び方


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
カジュアルブルーム 短柄

掃除機やフローリングワイパーが入りづらい狭い空間にはこちらのコンパクトな箒がおすすめです。柄は前回紹介したように小回りの利く、短柄が良いかと思います。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

家具の隙間や、トイレタンクの裏など手が届きにくい場所ほどホコリが溜まりやすくなります。穂幅が20㎝程度のスリムな箒で、掻き出すように掃き出します。手前に集まったホコリはチリトリで拾い集めるのはもちろん、そのまま掃除機で吸っていただく「箒と掃除機の二刀流」も時間短縮になる裏ワザです。

また、こちらのコンパクトタイプは長柄の商品もご用意しております。長柄の利点として手の届かない高い所のホコリも払うことができます。
※ホコリを払う際は、床のお掃除同様に優しくなでるようにお使い下さい。叩くような使い方は箒の穂を傷めたり、対象物に傷がついてしまう可能性があります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
梁の上やカーテンレールの上など、手の届かないところにおすすめ。

今回は、家の中でもわずらわしい場所の掃き掃除を紹介しました。最適な箒を使用いただくことで、少しでも快適な「掃除の時間」をお過ごしいただけましたら幸いです。