今回も伊藤の代わりにブログを書かせていただきます。

 

 

先日テレビで見たのですが、炊飯器が世に出たことで家事に掛かる時間が1日当たり3時間くらい減ったそうです。
おいしく炊くためには付きっ切りで火加減を調整しなければならず、相当苦労されていたようです。
炊飯器に限らず、洗濯機や掃除機の登場は家事からの解放に大きく役立ちました。

 

一方、電化製品が普及するにつれて、家から竈(かまど)が消え、洗濯板が消え、それまで必須であった道具が密かになくなっていきました。
そんな中、箒だけはしぶとく(?)健闘しています。

 

 

世間の相場観として、箒の需要は右肩下がりのイメージのようですが、ところがどっこい、ほぼ昨対100%のペースで販売されています。

 

「どこに使わているの!?」と思われるかもしれませんが、掃除機だけでは完結できない場所や手早く済ませたい時に箒が使われているようです。
夜お掃除するのに重宝しているという声も聞いたことがあります。

 

掃除の主役を掃除機に譲っても、必要とされることに喜びを感じながら、丁寧に箒を作り続けたいと思っています。