こんにちは!アズマ工業社員・河村と申します。
2月も中旬となり、寒い日が続いていますね。
弊社、アズマ工業本社のある静岡県浜松市はめったに雪は降りません。ですが先日の「最強・最長寒波」ではあまりの寒さに、何度か雪が舞うのを見ることができました。
まだまだ冬…とはいえ、少しずつ春の陽気が楽しみになってきました。
春といえば「新生活」。暮らしに新しい習慣を取り入れたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今週と来週の二週にわたって、手編み箒の種類や選び方のポイントをご紹介したいと思います。
手編み箒は使い込むほどに馴染み、長く愛用できる掃除道具です。
最近は手編み箒の新ブランドを準備している様子もお伝えしていますが、初めて購入する際には「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうというお声も…。
そんな方にもぜひ、手編み箒を身近に感じていただければ幸いです。
手編み箒の特徴
当サイトで「手編みほうき」と検索すると、17商品がヒットします。
形や長さが違えば、価格も様々で、これだけの種類があると、どの商品を購入したらよいか迷ってしまいませんか?実は、私もその一人です。

大量生産を目的として普及したカバー箒と比べると、手編み箒は高い質の素材を用いられることが多いです。また、職人が手作業で一本一本丁寧に編み込んでいるため、丈夫で編み目も美しく仕上がっております。
天然の素材を使うので、しっかりとメンテナンスをすれば長く使えます。
良い素材を用い、職人の手間がかかっているのでその分機械で作られた箒よりも値段は高くなります。それでも「一生もの」としてご購入されて、代々引き継がれる方もいらっしゃるくらいです。
自分に合った手編み箒を見つけていただけるよう、まずは手編み箒とはどのようなものかをまとめておきたいと思います。
手編み箒について

当サイトで取り扱っているのは「江戸箒」と呼ばれる伝統的な手編み箒です。材質は、穂がホウキモロコシ、柄は竹です。
「ホウキモロコシ」は、このブログでもお届けしている「ほうき草プロジェクト」のよく出てきます、“ほうき草”の正式名称です。
ほうき草は場所を選ばずに使える万能の穂。ほこりを舞い上げにくく、畳やフローリングを優しく掃くことができます。
ご家庭はもちろん、木くずがたくさんでる建築現場でもザッザッと手編み箒を活用してお掃除をするそうです。掃除機で大きい端材や細かい塵を吸い続けると壊れてしまうので、箒が活躍するんだとか。
実は屋外でも使っていただけるのですが、コンクリート等に触れるとどうしても穂が削れてしまうため、消耗が早くなります。そのため室内ほうきとして使われることが多いですね。
取り扱う上では、湿気に弱い為、水気の多い場所では保管しないことが長持ちさせるコツです。
手編み箒の選び方(1) -ほうきのサイズ-
まずは、用途に合った、ほうきの選び方をご紹介します。
当サイトで販売している手編み箒には「長柄」と「短柄」、そして「ハンドブラシ(手箒)」があります。用途や好みで選ぶとよいでしょう。
【長柄(約120cm~140cm)】
・立ったまま掃けるので、腰に負担がかからない
・両手で持って力強く掃けるので広範囲の掃除をするのにおすすめです。
\「長柄」おすすめ商品/
あづま手編みほうき極上 長柄
手編みほうき 匠 長柄
【短柄(約80cm前後)】
・軽いので片手で持って掃ける
・階段や机の下など細かい場所の掃除に便利
\「短柄」おすすめ商品/
手編みほうき 特撰 短柄
手編みほうき 匠 短柄
【ハンドブラシ/手箒(約30cm~40cm)】
・卓上、家具(ソファーのすき間など)の細かいところに
・サッシのような細い溝の汚れをかき出すのにもおすすめです。
\「ハンドブラシ/手箒」おすすめ商品/
あづま手編みほうき手箒 三玉
いかがだったでしょうか?
来週は、後編!
「穂の種類と本数」と「価格帯」といった観点からも、選び方のポイントをお伝えします。