前回の記事でもご紹介した吾妻箒の新ブランド「空(そら)」。
全貌はまだお見せできませんが、今回はご用意しているラインナップの一部をご紹介します。
【「空」商品ラインナップ】(一部・変更となる場合がございます。)



渥原が最初に編み始めたのは短柄箒です。
会社に置いてあった、職人が製作した手編み箒が「師匠」。「ほうき草プロジェクト」で自身が育てたほうき草を使い、最初は弊社社長にも内緒で編んでいました。
箒を編むようになってからは、より良い箒作りのためにほうき草の栽培も工夫するように。
そうするうちに、収穫時に半分ほど廃棄してしまっていたほうき草にも目を向けるようになりました。
虫食いや茎の長さが足りないほうき草は手編み箒に使えないために廃棄に回していましたが、全て捨ててしまうのではなく、生きている部分を活用して小さなブラシを作り始めたのです。
それが、「手のひらほうき」、「手ぼうき」です。 詳しくは、「捨ててしまっていた素材から 職人への道2023(9)」もお読みください。

ほうき草プロジェクトで育ったその年のほうき草の特長や渥原のアイデアに合わせ、その時々で品ぞろえや商品の形状、カラーなどが変更になる可能性がございますことをご了承ください。
時間や日によっても移り変わる、まさに「空」のような箒たちを、のんびりとお愉しみいただければ幸いです。