依然としてコロナの感染者数は増減していますが、自粛していた様々な活動は徐々に再開される傾向にあるようです。
その中には伝統を途絶えさせたくないという想いが詰まった活動もあり、後世につなげることを使命として活躍されている方も多いように見受けられます。
先日、秋田県の“なまはげ”の様子がテレビで映しだされていました。
ただ、「昔と違っておとなしい」とか・・、以前は土足のまま室内に上がり込み、散々脅しめいたことをしたはずなのに、最近はきちんと長靴を脱いで、行儀よく子供たちを脅していることに不満の声が挙がっているようです。
昔と違い、行き過ぎた行事に対しては、抗議の声が挙がるとのこと、やむを得ないことかもしれません。
昔のままに行動した場合、あっという間に“拒否”の声が挙がる可能性もあります。
一方で、今に合わせ過ぎれば、“つまらない”ものになってしまいます。
伝統を残しつなげるためには、その時その時の社会の許容性を把握しつつ、うまく調整することが肝要なのかもしれませんね。
今年もたくさんお世話になりました。
新しい箒を作るつもりでしたが、なかなかうまくいかないものです。
来年、コロナは今よりもずっと落ち着いていると思います。
今年できなかったことは来年に引継ぎ、育んでいきたいと思います。
来年もよろしくお願いいたします。