年を越してしまいましたが、家の外で掃く箒づくりはいよいよ大詰めです。

昨年の12月12日のブログ「箒の開発」で、
「掃き幅を考慮して、5玉(穂の束を「玉」と言います)を連ねることを前提にしていますが、それぞれの玉の穂の量を5g単位で増やすことにしました。」
とお伝えしましたが、そのサンプルが昨日やっとインドネシアより届きました。

今回届いたサンプル

実際に掃いてみたところ、「・・・?」。

想定とは異なり、手元に重さが残ります(改良前の箒と掃き比べるとより一層違いが分かります)。
柄の重さは変えず、純粋にそれぞれの玉の穂の量を5g増やしただけで(5玉×5g=合計25g増えただけで)ここまで違うとは・・
目論見が大きく外れてしまいました。

穂の量の比較

協議をした結果、穂を増やして掃き心地のバランスを整えようと思っていましたが、穂は増やさず、玉の形状などを修正して箒をつくることにしました。

何はともあれ、穂の重量が決定しましたので、もう少しの検討で箒が完成しそうです。