今回も伊藤の代わりにブログを書かせていただきます。
小学校の話です。

 

 

「家の外を掃くときには、必ず隣の家の三分の一くらいまで掃くように。決して自分の家の前だけではダメですよ」

 

担任でもなく、たまたま臨時に教えていただいた多々良先生のこの言葉を憶えています。
ついでに言うと、「川に『ふん、ふん』と鼻水を垂らすと魚が寄ってくるので面白いよ」などと破天荒なことをおっしゃっていたのも懐かしいなぁなどと思っています。
多々良先生は当時で50歳くらい、今ご存命であれば、90歳くらいでしょうか?

 

前段が長くなりました。

 

「隣の家の前をキレイにするのは自分の気持ち。どこまでだっけ自分ち(家)、なんて気にしなくてもいいし。それに相手も喜ぶでしょ! でもね、やりすぎるとかえって大変だから、三分の一くらいがちょうどいいの」

 

多々良先生のその後の言葉。

 

「お隣さんも同じように私の家の三分の一くらいまで掃くの」

 

 

大切にしたい日本の風景ですね。
小学校のときにはよく分からない言葉でも今であれば十分理解できます。